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- 少人数のグループホームなら、未経験でも働きやすい?
- 認知症対応や一人夜勤を自分にこなせるか不安…
- 料理・人間関係・給料まで含めて、転職後に後悔したくない
実は、グループホームは「少人数だから楽」とは限りません。なぜなら、認知症ケア、一人で判断する場面がある夜勤、調理などの生活支援、身体介護、人間関係など、施設ごとに負担の種類や大きさが違うからです。
私は25歳で自衛隊から未経験・無資格で介護職へ転職し、デイケア・老健・特養・グループホーム・デイサービスで15年以上働く現役介護福祉士です。
この記事では、グループホームがきついと言われる5つの理由から、30〜40代未経験者の向き不向き、教育・夜勤・人員・給与など後悔しない職場の選び方まで解説します。
この記事を読むと、「自分にグループホームが合うか」「応募先の何を確認すべきか」を判断できます。
結論は、グループホームだからきついのではなく、自分に合う負担と働きやすい施設を見極めることが大切です。
グループホームの介護職がきついと言われる5つの理由

グループホームの介護職がきついと言われる理由は、主に次の5つです。
- 認知症ケア
- 夜勤
- 家事を含む生活支援
- 身体介護
- 少人数での人間関係・人員不足
ただし、負担の大きさは施設によって異なります。まずは、5つの理由と負担を感じやすい場面を確認しましょう。
| きついと言われる要因 | なぜきついと言われるのか |
|---|---|
| 認知症ケア | 利用者ごとに症状や反応が異なり、介護拒否や帰宅願望などにその都度合わせた対応が必要なため、精神的に負担を感じやすい。 |
| 夜勤 | 1ユニットを一人で担当する場合があり、排泄介助や見守りに加えて転倒・急変時の判断まで求められるため、責任が重くなりやすい。 |
| 家事を含む生活支援 | 介護だけでなく、食事準備・掃除・洗濯などの生活支援も行うため、複数の業務を並行してこなす負担がある。 |
| 身体介護 | 入浴・排泄・移乗などの介助があり、利用者の介護度が高くなるほど身体的な負担が増えやすい。 |
| 少人数での人間関係・人員不足 | 少人数職場では人間関係の影響を受けやすく、人手不足になると一人あたりの業務量や突発対応が増えて負担が集中しやすい。 |
グループホームは、認知症のある利用者が1つの共同生活住居に5〜9人で暮らし、介護職員と共同生活を送るサービスです。また、食事・入浴などの介護だけでなく生活支援や機能訓練も含まれます。よって、「身体介護だけ」の職場ではありません。
たとえば、A施設は2ユニット18人・各ユニット夜勤1人・調理あり。一方、B施設は食事が湯煎中心・夜間も別ユニットに夜勤者が配置されているように施設条件によって「きつさ」が変わります。
このように、グループホームという施設種別だけで「楽」「きつい」とは判断できません。利用者の状態や人員配置、夜勤体制、調理方法によって負担は変わります。
1.認知症ケア|利用者ごとに対応が異なる

認知症ケアは未経験でも学べます。ただし、同じ声かけや対応がすべての利用者に通用するわけではないため、慣れるまでは精神的な負担を感じやすい仕事です。
なぜなら、認知症の症状や反応だけでなく、体調・環境・不安などの背景も利用者ごとに異なるからです。BPSD(認知症の行動・心理症状)も身体的・環境的要因が関係する場合があり、本人の状態を観察して対応を変える必要があります。厚労省も、認知症ケアを画一的にせず本人主体で行うことを重視しています。
たとえば、帰宅したいと訴える利用者に「ここが家です」と繰り返すだけでは落ち着かない場合があります。まずは、「家のことが心配なのですね」と気持ちを受け止め、不安になる時間帯や原因を探ります。私も新人時代は「何と言えば正解なの?」と迷いました。
未経験者は一人で正解を探すのではなく、先輩と対応を振り返れる職場かを確認しておくことが大切です。
2.夜勤|1ユニットを一人で担当すると負担が集中しやすい

グループホームの夜勤は、利用者数が少ないといっても、楽とは限りません。
なぜなら、グループホームは1ユニット5〜9人という小規模なサービスですが、夜間は原則として共同生活住居ごとに夜勤者1人以上を配置します。そのため、1ユニットを一人で担当する場合がありますが、別ユニットにも夜勤者がいる施設があります。利用者数は少なくても、排泄介助・見守り・コール・急変などの複数の対応が重なると自分一人で判断する場面が増えます。
令和7年度介護労働実態調査では、介護労働者の13.0%が「夜間や深夜時間帯に何か起きるのではないかと不安がある」と回答しています。
たとえば、夜間にAさんの排泄介助をしている最中に、別のBさんが起きて歩き始め、さらにCさんからコールが鳴る。人数は9人以下でも、対応が重なれば優先順位を一人で判断する必要になります。
以上のことから、利用者が少人数でも、対応が重なれば一人で優先順位を判断する場面があります。これがグループホーム夜勤の負担になりやすい点です。
3.調理・掃除などの生活支援|複数の仕事を並行する

グループホームでは、身体介護だけでなく食事・掃除・洗濯など生活全体を支えるため、介護と家事を並行することに負担を感じる人もいます。
というのも、グループホームは「家庭的な環境」で日常生活を支えるサービスだからです。介護だけを行うのではなく、利用者のできることを生かしながら日常生活そのものを支援します。
厚労省の基準では、入浴・排泄・食事などの介護だけでなく、その他の日常生活上の世話や機能訓練を行うサービスとされています。運営上も、食事・清掃・洗濯・買い物などを利用者と介護職員が共同で行う考え方が示されています。
たとえば、昼食準備を進めながら、利用者のトイレ誘導、洗濯物の片付け、見守り、記録などを行います。私も働き始めた頃は、料理そのものより、複数の仕事に優先順位をつけながら動くことに難しさを感じました。
ですが、職員がすべて一から料理するとは限りません。調理済み食品・湯煎・外部調理など、実際の方法は施設によって違います。また、利用者自身ができる家事を一緒に行うこともグループホームの支援となります。
4.身体介護|利用者の介護度や状態によって負担が変わる

グループホームだから身体介護が少ないとは限りません。利用者の介護度やADL、看取りの有無によっては、移乗・排泄・入浴などの身体的負担が大きくなる場合があります。
というのも、グループホームは、認知症のある要支援2または要介護1〜5の人が利用できるサービスです。利用中に身体機能が低下し、必要な介助量が増えることもあります。
令和7年度介護労働実態調査では、介護労働者全体の23.9%が「身体的負担が大きい」と回答しています。
一例として、入居当初は歩行できていた利用者が、数年後に移乗・排泄・入浴で介助を必要とするようになるケースがあります。看取りを行う施設なら、状態変化の観察や医療職との連携も必要になります。
ですが、「要介護5=必ず大変」というわけではありません。福祉用具、利用者のADL、職員配置、介助方法で負担は変わります。また、すべてのグループホームが看取りを行っているわけではありません。
5.少人数の人間関係・人手不足|負担が集中しやすい

少人数で働くグループホームでは、人員が不足すると一人あたりの仕事量が増えやすく、人間関係の影響も受けやすいと考えられます。
なぜなら、グループホームは5〜9人単位の小規模な生活環境で支援するため、比較的限られた職員同士で連携する場面が多くなるからです。
また、欠勤や退職などで職員が減れば、残った職員への業務負担も増えやすくなります。
令和7年度介護労働実態調査では、介護労働者全体の52.3%が「人手が足りない」を仕事上の悩みとして回答しています。 また、直前の仕事が介護関係だった人の退職理由では、「職場の人間関係に問題があったため」が27.3%で最多でした。
たとえば、予定していた職員が急に休み、少ない人数で食事・排泄・入浴・記録などを分担することがあります。同じ職員同士で働く時間が長いため、相談しやすい関係なら働きやすい一方、意思疎通が悪いとストレスを感じやすくなるケースがあります。
30〜40代・未経験でもグループホームで働ける?

30〜40代・未経験からでもグループホームで働けます。ただし、年齢だけで判断せず、教育体制・身体的負担・利用者との関わり方が自分に合うかを確認することが大切です。ここから3つのポイントを解説します。
無資格でも働ける?|教育体制と認知症介護基礎研修を確認

無資格・未経験でも介護職員として働ける職場はあります。ただし、「無資格OK」だけで決めず、研修と独り立ちまでの教育体制を確認しましょう。
グループホームでは認知症ケアを行うため、入職後も必要な知識を身につける必要があります。一定の医療・福祉関係資格を持たず介護に直接携わる職員については、事業者に認知症介護基礎研修を受講させるための措置が義務づけられています。新たに採用した対象者には、採用後1年間の猶予があります。
実際、私がグループホームで働いた際は、「日勤で利用者の顔・生活歴を覚える→食事・排泄介助を先輩と実施→遅番→夜勤同行→評価後に独り立ち」という流れでした。
無資格・未経験から始める場合は、「研修あり」だけでなく、入職から夜勤独り立ちまでの具体的な教育手順を確認しましょう。
40代でも続けられる?|身体介護と夜勤条件を確認

令和7年度介護労働実態調査では介護職全体で23.9%が「身体的負担が大きい」と回答しています。したがって、年齢だけでなく、移乗・排泄介助の量や夜勤回数など実際の仕事内容を見る必要があります。
たとえば、同じ40代でも「要介護度が比較的低く福祉用具が充実+月4回夜勤」と「重度者が多く移乗介助頻回+月7回夜勤」では身体負担が異なります。
よって、40代だから続けられないわけではありません。身体介護の量や夜勤回数、勤務間隔によって負担は変わるため、求人票だけでなく面接や見学でも確認しましょう。
コミュニケーションが苦手でも大丈夫?|話し上手より観察と傾聴が大切

コミュニケーションが苦手でも、話し上手である必要はありません。グループホームでは、話す力以上に利用者の様子を観察し、話を聴く姿勢が大切です。
むしろ、利用者のできることや生活歴に合わせ、散歩・家事・会話など日常生活そのものを支援する視点が重要です。
なぜなら、グループホームの目的は、職員が全部やってあげることではなく、利用者が能力に応じて自立した生活を送れるよう支援することだからです。そのため、派手な集団レクより、散歩・洗濯・料理・会話などを一緒に行う支援も重要になります。
実際、私が働いていた現場でも大人数の前で司会をするレクだけではなく、「一緒に洗濯物を畳む」「近所を散歩する」「昔好きだった歌について話す」なども生活支援・コミュニケーションになりました。
このことから、コミュニケーション上手=おしゃべり上手ではなく、観察・傾聴・利用者のペースに合わせる力もコミュニケーション力となります。
グループホームに向いている人・向いていない人の特徴

| 向いている人 | 慎重に検討したい人 |
|---|---|
| 少人数の利用者とじっくり関わりたい | 調理・家事をできるだけ避けたい |
| 認知症ケアを学びたい | 夜間に一人で判断することへの不安が強い |
| 家事を含む生活支援に抵抗が少ない |
「楽かどうか」ではなく、自分が苦痛に感じる負担の種類で比較しましょう。
というのも、グループホームは認知症ケアと生活支援の比重が高く、特養は原則要介護3以上を対象とするため身体介護の割合が高くなる傾向があります。そのため、感じやすい負担の種類が異なります。
たとえば、排泄・移乗・入浴などの身体介護を多く経験したい人は、特養が候補になります。一方、同じ利用者と継続して関わり、認知症ケアや生活支援を深めたい人はグループホームが候補です。優劣ではなく、自分がどの負担を受け入れやすいかで選びましょう。
身体介護、認知症ケア、チーム規模、夜勤など、自分が何を負担と感じるかで向き不向きが変わります。
グループホームだけでなく、特養・老健・デイサービスなども比較して自分に合う施設を探したい方は、「介護職未経験におすすめの5施設」も参考にしてください。仕事内容・夜勤・身体への負担などを比較しています。
きつい職場を避けるグループホームの選び方

求人票の「未経験歓迎」だけで決めず、教育・夜勤・生活支援・利用者の状態・人員・シフト・給与を比較しましょう。
というのも、同じグループホームでも、職員数、経験年数、夜勤人数、看護職員、研修、看取りなどに違いがあるためです。
介護サービス情報公表システムでは、介護職員数、前年度退職者数、経験年数、夜勤者数、看護職員数、研修状況、看取り介護などを事業所単位で比較できます。
具体的に、A・Bの2施設で迷ったら、月給だけでなく、夜勤人数・退職者数・研修・看護職員の有無・看取り・調理方法を表にして比較すると違いが見えやすくなります。

注意点として、1項目だけで良い・悪いを判断しないこと。退職者がいるから悪い、看護師がいないから悪い、という単純な判断はできません。公表システム、求人票、面接、見学を組み合わせましょう。
グループホームのきつさは施設差が大きいため、「どの施設種別か」より「その施設がどう運営されているか」を確認することがミスマッチ防止につながります。
教育・OJT・夜勤独り立ちまでの期間を確認

未経験者は、研修の有無だけでなく「誰が教えるか」「どんな順番で覚えるか」「夜勤は何回同行するか」「誰が独り立ちを判断するか」まで確認しましょう。
なぜなら、「研修あり」と書かれていても、座学だけなのか、実務指導や夜勤同行まで含むのかで内容が大きく異なるためです。
また、公表システムでは「従業者の資質向上に向けた研修等の実施状況」や認知症関連研修の修了状況などを確認できます。
たとえば、面接で「夜勤同行は何回ありますか?」「独り立ちは何を基準に決めますか?」と質問をするといいでしょう。
「研修あり」の一言ではなく、入職から夜勤独り立ちまでの具体的な流れが説明できる施設を選ぶと、未経験者は働き始めた後のイメージを持ちやすくなります。
ユニット・施設全体の夜勤人数と応援体制を確認

「一人夜勤あり」だけで判断せず、施設全体の夜勤人数、休憩中の対応、急変時の連絡先まで確認しましょう。
なぜなら、1ユニットを一人で担当していても、別ユニットに他の夜勤者がいるケースと、建物内で実質一人になるケースでは負担が違うからです。休憩中もコール対応を求められるなら、実際に休憩を取れる体制かも確認が必要です。
労働基準法では、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩が必要です。休憩時間は原則として自由に利用でき、電話や来客対応を指示されている時間は労働時間とみなされます。
具体的に、面接で「施設全体では夜勤者は何人ですか?」「休憩中のコールは誰が取りますか?」「転倒・発熱・救急搬送時は誰に連絡しますか?」と確認すると良いです。
夜勤の負担を判断するときは、利用者数だけでなく「夜に何人で働くか」「本当に休めるか」「困ったとき誰を呼べるか」まで確認しましょう。
調理方法・生活支援の範囲を確認

料理が苦手でもグループホームを諦める必要はありません。ただし、調理・買い物・掃除・洗濯など、職員がどこまで担当するかは確認が必要です。
というのも、グループホームでは生活全体を支援しますが、実際の食事準備や家事の方法は施設ごとに異なるためです。
実際、私も料理が苦手でした。私が以前働いていたグループホームでは、食事は湯煎が中心だったため、調理そのものは大きな負担になりませんでした。
したがって、家事が苦手だから向いていないと決めつけず、自分が応募する施設の調理方法と生活支援の範囲を確認してから判断しましょう。
介護度・看取り・医療連携を確認

身体介護や急変対応が不安なら、利用者の介護度だけでなく、看取りの実施、看護職員、医療機関との連携を確認しましょう。
というのも、グループホームは認知症のある要支援2・要介護1〜5の人が対象で、施設によっては重度化した利用者への対応や看取りも行います。
確認方法の一例として、面接で「要介護4〜5の方は現在何人いますか?」「看取りをしていますか?」「夜間の急変時は看護師や医師へどう連絡しますか?」と質問しましょう。

ただし、要介護度だけで身体負担を判断しないこと。歩行状態、移乗方法、福祉用具、認知症症状、職員数などでも負担は変わります。また、すべての施設が看取りや同じ医療連携体制を持つわけではありません。
よって、「グループホームだから介護度が低い」と考えず、現在の利用者状態と看取り・医療連携まで確認すると、実際の負担をイメージしやすくなります。
職員数・退職者数・職場の雰囲気を確認

職場の人間関係や人手不足が心配なら、職員の定着状況や相談体制に加え、見学時の雰囲気も確認しましょう。
なぜなら、人間関係は数字だけでは分かりません。職員の定着状況と、実際の職場の様子を組み合わせることで判断材料を増やせます。
令和7年度介護労働実態調査では、介護労働者全体の52.3%が「人手が足りない」と回答しています。直前の介護関係の仕事を辞めた理由では「職場の人間関係に問題があった」が27.3%で最も高くなっています。

ただし、いずれもグループホーム限定の数値ではありません。52.3%は介護労働者全体の悩み、27.3%は直前の仕事が介護関係だった人が前職を辞めた理由についての結果です。
たとえば、介護サービス情報公表システムで複数の候補施設を開き、介護職員数や前年度退職者数、経験年数などを同じ項目で比較します。そのうえで、見学時に職員同士の声かけや新人が質問しやすい雰囲気かを確認しましょう。
したがって、数字で定着状況を確認し、見学で職場の雰囲気を見る。この2つを組み合わせて人員・人間関係を判断しましょう。
希望休・夜勤回数・家庭との両立を確認

家庭との両立を重視する30〜40代は、年間休日だけでなく、希望休・夜勤回数・曜日固定・急な勤務変更への対応を確認しましょう。
なぜなら、休日数が同じでも「子どもの行事日に休めるか」「急病時に勤務を替えられるか」で働きやすさは大きく変わるためです。
令和7年度介護労働実態調査では、「有給休暇等の各種休暇の取得や勤務日時を変更しやすい職場づくり」の実施率は75.4%でした。実施した事業所のうち57.9%が、職場定着に効果があったと回答しています。また、小学校就学前の子を養育する一定の労働者は、請求により午後10時〜午前5時の深夜業を制限する制度があります。
たとえば、子どもの行事がある人なら「希望休は月何日か」「夜勤曜日固定は可能か」「子どもの体調不良時のシフト交換はどうするか」を面接で確認しましょう。

法律上の深夜業制限と、希望したシフトを自由に組めることは別問題です。対象外となる労働者や「事業の正常な運営を妨げる場合」の例外もありますので確認しましょう。
したがって、「子育てに理解あり」という求人文だけで決めず、自分の家庭で必要な休み方・夜勤条件を具体的に質問しましょう。
月給だけで決めず基本給・夜勤手当・賞与を確認

月給の金額だけで比較せず、基本給・固定手当・夜勤手当・賞与・夜勤回数を分けて確認しましょう。
なぜなら、同じ「月給24万円」でも、夜勤を何回すればその金額になるのか、賞与の計算対象になる基本給はいくらかで条件が変わるためです。
令和6年度介護従事者処遇状況等調査では、認知症対応型共同生活介護事業所で働く月給・常勤の介護職員の「基本給+決まって支給する手当」の平均基本給額等は226,640円でした。平均基本給は176,600円、決まって支給する手当の平均額は50,050円です。

ただし、賞与や変動手当を含む年収ではありません。
たとえば、月給24万円の求人でも「基本給17万円+夜勤6回+各種手当」で24万円なのか、「基本給22万円+夜勤手当別」なのかで大きく違います。あわせて、「夜勤手当は1回いくらか」「想定される夜勤回数」「賞与は何を基準に計算するか」も確認しましょう。
したがって、求人票では月給の総額だけでなく、内訳まで確認しましょう。基本給・固定的な手当・夜勤手当・賞与を分けて見ることで、入職後の給与ギャップを防ぎやすくなります。
まとめ

グループホームの介護職がきついと言われる理由は、認知症ケア・夜勤・家事を含む生活支援・身体介護・少人数での人間関係や人手不足の5つです。
ただし、30〜40代・未経験だから働けないわけではありません。大切なのは「グループホームだから楽・きつい」と判断せず、自分が何を負担に感じるのかを整理することです。
さらに、同じグループホームでも、教育体制や夜勤人数、調理方法、利用者の介護度、職員数、希望休、給与条件などは施設ごとに異なります。「未経験歓迎」という求人情報だけで決めず、求人票・介護サービス情報公表システム・面接・職場見学を組み合わせて確認しましょう。
結論として、後悔しないためには「自分にグループホームが向いているか」と「その施設なら無理なく続けられるか」の両方を確認することが重要です。
グループホームだけでなく、特養・老健・デイサービスなども含めて自分に合う職場を比較したい方は、「未経験の介護職におすすめの施設」をまとめた記事も参考にしてみてください。施設ごとの特徴を比較してから応募先を絞ると、転職後のミスマッチを防ぎやすくなります。